角膜や結膜から分泌された粘液に、代謝によってできた老廃物やごみ、ほこりなどが混じったものでできています。
朝起きた時に、目頭や目じりに見られる少量の目やには、正常な代謝活動でできた老廃物です。

目やにが多くでているときは・・・？

目の炎症反応により、多く分泌される可能性があります。
この場合、ただちに眼科を受診するようにしてください。

目やにの種類

黄緑色で膿のような目やに

細菌による感染が原因の可能性があります。
細菌性結膜炎が考えられます。
速やかに眼科の受診をお願いします。

白くネバネバと糸を引く目やに

ウイルス性結膜炎の恐れがあります。
一般的に「はやり目」と呼ばれるものです。
感染力が非常に強いため、タオルの使いまわしをすると簡単に他人に感染するため、注意してください。速やかに眼科の受診をお願いします。

サラサラとした水のような目やに

花粉症などのアレルギー反応によるものです。
花粉症の方はこの時期だけでも、メガネを着用されると有効になります。
そこまで気にする必要はないようです。

対処法

抗菌成分配合の目薬を（スルファメトキサゾール）使用しましょう。
3−4日使用しても効果が見られない場合、目やにが急に増えたと感じたら、速やかに眼科を受診して下さい。
点眼の際はよく手を洗い、目薬の先を目に触れないように注意が必要です。
（目薬の先が触れるとそこから菌が入ります）
感染症が原因の場合は、人に移してしまう可能性がありますので、十分に注意が必要です。